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事業ミックスと、地域バランスの最適化で、安定かつ継続的に成長

事業ミックスによる相T互補完性

LVMHの継続的な成長の背景には、グループ経営の強みともいえる「ポートフォリオマネージメント」を可能にした経営戦略があります。ポートフォリオマネージメントにおいては、まず事業(ブランド)ミックスによる相互補完性があげられます。
LVMHの2014年度売上構成をみると、ワイン&スピリッツ事業は13%、ファッション&レザーグッズが35%、パフューム&コスメティックスは約13%と極めてバランス良く保たれています。
グループの経営は、一見全く異なる性格をもつ事業の組み合わせによってなされていますが、安定的な底堅さをもつワイン&スピリッツ事業と、新製品を成功させるか否かという点で多少のリスクを伴う他の事業が、全体として相互補完することで、業績面の安定性をもたらしています。

グループならではの、
事業ミックスによる相互補完性。
※2014年度業績に基づく(2014年度平均換算レート使用)

最適な地域バランスを目指し事業の国際化を推進

また、LVMHのポートフォリオ戦略は、事業の国際化を積極的に進めて、地域バランスの最適化を図るという点でも注目されるべきものがあります。LVMHは売上の90%をフランス以外から獲得していますが、地域別の売上高は、アメリカ24%、フランス10%、日本7%(以上2014年度決算)など、主要市場における売上高においてもほどよいバランスを見せています。

日本をはじめとするアジア・マーケットの重要性

2014年度のLVMH全体の売上高において、アジア地区は36%を占めており、日本を含むアジアのマーケットは、LVMHにおける重要拠点として位置づけられています。
日本国内における売上高は、全世界の7%ですが、北米、ヨーロッパ、さらにアジア、ハワイ等における日本人の購買力を考慮すると、日本市場は極めて重要であると言えます。さらに膨大な人口を抱え、経済成長を続ける巨大市場中国においては、将来性の高いマーケットとして戦略的な事業展開を図っています。

重要な市場 ― 日本をはじめとするアジア・マーケット。
※2014年度業績に基づく

2014年度の実績

世界経済や為替の動きが安定しない不確実な状況にもかかわらず、LVMHグループは2014年過去最高の売上高となる30,638百万ユーロ(約4兆2,988億円、2014年平均換算レート140.31円)を記録しました。また純利益も同じく過去最高となる56億4800万ユーロ(約7,900億円)を計上しました。

2010-2014年度の実績

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